高野町学びの教室 ②「農業体験」
令和4年9月4日から高野町学びの教室で【和歌山大根】を育てる農業体験の教室が始まりました。先生は、森本英明先生です。
第1回 土づくりを体験しよう (令和4年9月5日)
草をひいて土を耕しました。石灰をまいて土の酸度を野菜に合った状態にします。たくさんの草もみんなでひくとあっという間にひき終わりました。慣れないクワを使って耕すのはなかなか大変でした。
耕運機が登場するとあっという間にできました。
第2回 肥料ってなんだろう? (令和4年9月9日)
肥料とは野菜を元気に生育させるために必要な栄養分のことです。鶏糞を使用したものもあり、なかなか刺激的な臭いでしたが、頑張ってまきました。鶏の糞が肥料になるなんて!と驚く様子も。その後、教室に入って畝立て等についての動画を見ながら農業を学びました。
第3回 大根の種をまこう! (令和4年9月15日)
前回動画で説明してもらった畝立て。えいえいおー!!と気合を入れて頑張って作りました。こうやって作るんだと興味津々。その畝に「和歌山大根」の種をまきました。種がこんなに小さいなんてとびっくりでした。早く食べたい!と楽しみな様子でした。
第4回 まびき菜ってなんだろう? (令和4年10月4日)
まびき菜とは野菜を大きく育てるために摘んでしまう芽のことです。間引くことにより、日当たりや風通しがよくなり、肥料もまんべんなく行き渡るようになります。この日は双葉が出て本葉が出始めたくらいのまびき菜をひきました。まびき菜をひいて15cmくらいの間隔に植え直しました。
ひいたまびき菜はたらいに入れ、流水で洗いました。まびくよりも洗う作業が大人気。
その後、調理室で塩ゆでして刻み、フライパンにごま油をしいて炒めて醤油と塩で味付け。ご飯を投入し、混ぜて炒めて菜飯の完成。おにぎりにして食べました。ごま油の香りが食欲をそそってみんなぺろりと美味しく平らげました。
第5回 収穫・食べてみよう!(令和4年12月22日)
9月から土づくりを始め大切に育ててきた大根。いよいよ収穫日です。「いつひくの?まだかな?」と子どもたちはこの日を心待ちにしていました。場所によっては小さい大根もありましたが、大きな大根もでき、子どもたちは大喜びでした。先生から、「大きさが違うのは場所によって栄養の豊富さ、日照時間・土の柔らかさが微妙に異なることが要因」と教えてもらいました。
収穫を終え、最後には自分たちで育てた大根のお味噌汁を食べました。美味しい!と何杯もおかわりする姿がみられました。